車の運転が苦手でも、旅を存分に楽しみたい――
そんな方にとって「アクセスしやすく、ご当地体験も充実しているホテル」は理想的な旅の拠点です。
今回私が宿泊したのは、OMO7高知 by 星野リゾート。
高知市内の中心部にあり、高知龍馬空港からは高速バスで約30分「菜園場(さえんば)」バス停で下車し、徒歩2分という抜群のアクセス。
また、JR高知駅からは路面電車で約10分、「菜園場町」電停下車すぐです。
観光スポットに行かずとも、ホテル内だけで「食・文化・人」すべての高知らしさが体験できるこのホテル。
OMO7高知でのリアルな宿泊体験をレポートします!
(行った日:2025年5月)
ロビーでは土佐犬がお出迎え

ホテルのフロントに着くと、そこでは土佐犬の大きなオブジェがお出迎え。
着いた瞬間から高知を感じられます。
【癒しの時間】旅の疲れを癒す大浴場

チェックイン後、まずは大浴場へ。
OMO7高知の大浴場は広々としていて、旅の疲れをゆっくり癒せる空間が広がっています。
開放感のある内湯に浸かっていると、時間の流れがゆったりと感じられ、心も体もほぐれていきました。
アメニティも充実していて、女性にとっても嬉しいポイントが満載です。
大浴場を出たところにはお休み処もあり、お茶やゆずジュースを無料でいただけます。

【学びのひととき】「高知の文化や食を学ぶ会」で知る“飲みニケーション文化”
夕食の前に立ち寄ったのが、ロビーで開催されていた「高知の文化や食を学ぶ会」。

これは、OMOのスタッフさんが地元の食文化や風習について楽しく紹介してくれる無料のミニ講座です。
特に印象的だったのは、高知のお酒文化と食のスタイルについて。
- 「べく杯」:天狗やおかめ、ひょっとこの形をした器で、鼻が長かったり、穴が開いていたりと、下に置くことができない形をしています。器を持った状態でお酒を飲む干すしかありません(笑)
- 「菊の花」:盃を盆に伏せて並べ、その中の一つに菊の花を忍ばせ、順番に一人ずつ盃を開けていきます。菊の花を当てた人が、それまでに表に返した盃の数分、お酒を飲むというもの。なんという飲みの文化でしょう。(笑)
- 「皿鉢(さわち)料理」:刺身・揚げ物・煮物などを一つの大皿に豪快に盛り付ける高知独特の宴席料理。料理を作る人も、まとめて大きなお皿にのせて出すことで、一緒にお酒を飲めるという心遣いです。

こうした知識を得たことで、このあとの食事がより楽しみになりました。
旅先で「知ってから味わう」という体験は、記憶に残る特別なものになります。
【夜のお楽しみ①】藁焼きカツオも牛も!高知グルメ尽くしのディナーブッフェ
学びのひとときのあとは、お待ちかねのディナーブッフェへ。
ただの食べ放題ではなく、高知名物がずらりと並ぶ“ご当地ビュッフェ”でした!!。

中でも目を引いたのが、カツオの藁焼きの実演コーナー。
火柱が立ちのぼる様子に見とれながら、焼き上がったばかりのカツオをその場でいただけます。
表面は香ばしく、中はしっとりレア。藁の香りが口いっぱいに広がり、まさに絶品でした。

他にも、牛の藁焼きや芋けんぴといった高知グルメが並び、どれも魅力的。

先ほど学んだ「皿鉢(さわち)」スタイルで盛り付けることができ、自分だけの高知プレートが完成!
写真映えもバッチリで、目にもお腹にも嬉しい夕食となりました。

【夜のお楽しみ②】よさこい鳴子ショーで体感する高知らしさ
夕食後は、ロビーで開催されるよさこいの鳴子ショーへ。
ホテルスタッフさんが本格的な衣装で登場し、迫力ある踊りと鳴子のリズムで場を盛り上げます。


観客も一緒に鳴子を持って参加もでき、場面もあり、ホテル全体が一体感に包まれるような感覚に。
まるで夏のよさこい祭りに紛れ込んだような熱気と楽しさを味わえました。
お部屋の紹介
お部屋も十分すぎるほど広く、出来立てのホテルともいうこともあり、大変綺麗でした✨


畳のエリアもあり、ゲームをしたり、ジュースやお酒を飲みながらゆったりできる空間でした。
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【朝の楽しみ】田舎寿司&カツオ漬け丼が楽しめる朝食ブッフェ
朝の楽しみは、高知らしさ満点の朝食ビュッフェ。
特におすすめは、田舎寿司とカツオの漬け丼です。

田舎寿司は高知の名物で、お魚の代わりに野菜を使ったお寿司です。
どうしても山でもお寿司が食べたくて考案されたのだとか…!!
カツオの漬け丼は、甘辛いタレにしっかり漬け込まれたカツオとごはんの相性が抜群。朝からまたまたカツオを思う存分堪能できました。
まとめ|ホテルだけで高知満喫!車なし旅にも最適なOMO7高知
今回はホテルの中だけでも、高知の食・文化・人とのふれあいを満喫しました。
アクセスの良さ、グルメの充実度、文化体験の深さ――
どれをとっても大満足な滞在でした。
“観光地に行く”のではなく、“ホテルそのものを目的地にする”という旅の新しいスタイルがここにあります。
ぜひ高知に足を運ぶ際には、OMO7も候補に入れてみてください!
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